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業務内容

測量とは

一般にイメージする測量とは、機器を現場に持って行き、三脚を構え、レンズを覗く。そういうイメージがあると思います。もちろんそれも測量ですがそれは一部にすぎません。
まず測量するにあたり、その土地所有の権利関係がどうなっているかを調べ、その境界を明らかにし地図を作成するものがあります。
そこから前述のような作業で、道路・橋などの公共物の位置や高さ等を正確に測ります。そして、この測量を行わなければ、建造物を造るための設計には進めません。つまり、何においても一番始めに行うのが「測量」です。

設計とは

工事の発注者(主に国や県、市町村など)から委託を受け、建設に関するさまざまな調査、計画を行う仕事です。
たとえば県が新たにダムをつくることを計画し、その公共工事をゼネコンに発注しようとします。そこで専門技術者がいる設計コンサルタントが、どんな規模のダムを造るのか、周辺環境にどんな影響が生じるのか、などを調査し工事の計画を作成します。
CADを使っての図面作成などが多いですが、デスクワークだけでなく、発注者との打ち合わせや現場の調査など仕事は多岐にわたります。

地質とは

地質業務とは、ボーリング調査等の地盤調査を行って、土の状態を詳しく調べる仕事です。地表面から深くなるにつれて、土の硬さが変化し、岩(がん)になっていくなどします。土の状態を調べることによって、地層の構成や強度、地下水の位置なども調べたりすることもできます。地盤の状態が悪いと災害が生じる可能性もあるため、地質調査はとても重要な仕事です。

補償とは

測量によって、補償の対象となる土地が確定したあと、その土地に存在する建物、立竹木、工作物などの調査、その土地での生活や営業活動ができなくなることに対する損失額、移転とその後の再建に必要な費用などを算出していきます。また、公共工事の実施によって近隣の建物等に影響がおよんで、損失が生じていないかどうかを調査する事も重要な仕事です。それらを誰もが納得いくかたちで進めるには、単に「測る」能力だけではなく、きちんとした手法で対象物件の状況を調査し、法令や基準を満たし適用する、様々な見極めと判断、そして応用力が必要な仕事です。
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